全米オープン初日午前は強風…スタート時間が分けた“明暗”

公開日: 更新日:

 ゴルフはメンタルに左右されるスポーツだ。初日につまずけば、流れを取り戻すことが難しくなる。

 逆に波に乗れればそれが自信につながり、集中力が維持できる。

 全米オープン予選ラウンドは出場選手のメンタルが試されるものだった。

 初日のスタート時間が成績を大きく左右したからだ。

 初日5オーバーと出遅れた松山英樹を含めて、午前の10番スタート組は、ピンが傾くほどの強風で、出はなをくじかれた。何しろ松山の11分前に、同じ10番からスタートしたP・ミケルソンは7オーバー、J・スピースは8オーバー、R・マキロイに至っては10オーバーだったのだ。

 スピースは「最初の2ホールで4オーバー、これで4オーバー以上で回ることになると思った」と諦めに近いコメントを残している。

 一方、初日は午後になるとフラッグがなびく程度に風が弱まった。しかも風の影響を受けにくいアウトの1番からスタートしたD・ジョンソンは、「初日のアンダーパーは大満足。スタートからフィニッシュまで難しかったが、集中力を途切れさせないでプレーが出来た」と語っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る