全米オープン初日午前は強風…スタート時間が分けた“明暗”

公開日: 更新日:

 ゴルフはメンタルに左右されるスポーツだ。初日につまずけば、流れを取り戻すことが難しくなる。

 逆に波に乗れればそれが自信につながり、集中力が維持できる。

 全米オープン予選ラウンドは出場選手のメンタルが試されるものだった。

 初日のスタート時間が成績を大きく左右したからだ。

 初日5オーバーと出遅れた松山英樹を含めて、午前の10番スタート組は、ピンが傾くほどの強風で、出はなをくじかれた。何しろ松山の11分前に、同じ10番からスタートしたP・ミケルソンは7オーバー、J・スピースは8オーバー、R・マキロイに至っては10オーバーだったのだ。

 スピースは「最初の2ホールで4オーバー、これで4オーバー以上で回ることになると思った」と諦めに近いコメントを残している。

 一方、初日は午後になるとフラッグがなびく程度に風が弱まった。しかも風の影響を受けにくいアウトの1番からスタートしたD・ジョンソンは、「初日のアンダーパーは大満足。スタートからフィニッシュまで難しかったが、集中力を途切れさせないでプレーが出来た」と語っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…