評論家が苦言 御嶽海初Vは「大相撲のレベル下がった証拠」

公開日: 更新日:

 稀勢の里は歴代最長の8場所連続休場。場所前には「相撲勘が戻らない」と話していたが、それだけ休めば当たり前。次の9月場所で進退をかけるとはいえ、あまりに決断が遅すぎる。

 さらに横綱不在だからこそ奮起すべき大関陣も、期待の新大関・栃ノ心は負傷休場。残る高安豪栄道は優勝争いにも絡めなかった。

「千秋楽の結びの一番が9勝5敗の大関同士なんて、みじめというか、あまりにひどすぎる。高安があっさり送り出されるなど、内容もない。あんな劣等大関同士の取組が今場所のシメで、よくお客さんは怒りませんね」(前出の中澤氏)

 叩き上げの力士は、学生相撲出身力士に勝てず、横綱陣のアタマにあるのは自分たちの都合だけ。

 大関も不運なアクシデントで休場した栃ノ心以外は、上を目指そうという向上心のカケラもない。地位に安閑として、216万9000円の月給を手にできればそれでよし、という態度である。

 朝青龍、白鵬と続いた土俵上のモンゴル帝国は、すでに崩壊寸前。大相撲戦国時代の幕開けと言いたいところだが、御嶽海、栃ノ心以外にこれといって頭角を現しそうな力士がいないのが現状だ。

 御嶽海の初Vは、「土俵の充実」が掛け声倒れであることの証明でもあるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ