ついに辞任…山根会長“追放クーデター”の裏に女帝の裏切り

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 理事会に出席する前には「私自身はなんにも悪いことはしていない。辞任? そういう腹はありません。(問題が)解決していないから。私は連盟の大改革をしている。仕事をしているんだ」と強気に繰り返し、辞任を否定していたのとは対照的な殊勝な態度。理事からは「私の健康を心配する話が出た。心に打たれた」と話したものの、側近に裏切られ、シンパに手のひらを返され、完全に外堀を埋められた状態となっては、「カリスマ山根、世界の山根」もさすがに観念するしかなくなった。

 ボクシングは、2年後に控えた東京五輪の実施競技から外される危機に瀕している。国際ボクシング協会のガバナンスが国際オリンピック委員会(IOC)から問題視されているためだが、反社会的勢力との交友をはじめとする開催国連盟トップの疑惑はさらなる逆風となるのは間違いない。

 これが、山根派理事たちに反旗を翻させた要因のひとつだ。山根会長の独裁体制が招いた一連の騒動は、そんなドンを支えた忖度理事連中にも大きな責任がある。

 自業自得とはいえ、山根会長は飼い犬に手を噛まれた心境だろう。独裁者の末路はやはり、哀れなものだ。

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