陸上界に新星 小池祐貴アジア200m金の裏に桐生への反骨心

公開日: 更新日:

 陸上短距離界に新鋭が現れた。

 男子200メートル決勝で小池祐貴(23)が20秒23で金メダル。台湾人選手を写真判定の末、1000分の2秒差でかわし、自己新記録で表彰台の真ん中に立った。

 100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀と同じ1995年生まれ。立命館慶祥高(北海道)時代は桐生のライバルに位置付けられながら、3年時のインターハイでは100メートル、200メートルとも2位に終わった。常に同学年のライバルに屈してきたが「桐生と走って悔しさを感じられる同期が他にいるのか。その思いだけは捨てずにやってきた」と対抗意識を隠さない。

 昨年は一般学生とともに就職活動に励み、昨年10月に航空会社の内定を得た。サラリーマン・スプリンターが桐生も立っていないアジアの頂点に立った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁