来季全豪V期待も…大坂なおみの貴重なオフをTV出演が奪う

公開日: 更新日:

 人気選手の宿命ではあるが……。

 女子テニス大坂なおみは15日に発表された最新の世界ランキングで4位。前週と変わらなかった。

 今月21日開幕の最終戦「BNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール」に初出場する大坂は現在、優勝を狙って調整中。16日に21歳の誕生日を迎え、祝福のメールが多数届いているに違いない。

 それにしても、今季が始まる前はこの活躍を誰が予想できたか。世界ランク68位からスタートし、初戦のホバート国際は1回戦負け。全豪は4回戦まで進むも世界1位のハレプにストレート負け。

 だが、3月のパリバ・オープンでツアー初優勝し、9月の全米オープンでは日本人として4大大会男女シングルス初優勝の快挙を成し遂げ、世界ランクは4位まで浮上。飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

■全米準Vの錦織圭も…

 それで思い出すのが2014年の錦織だ。ツアー4勝のこのシーズンは、全米オープンで快進撃を続け、まさかの準優勝。秋にはマレーシアOP、楽天OPと自身初の2週連続Vを決め「ワールドツアー ファイナルズ」に日本人として初出場。束の間のオフはテレビのバラエティーなどに引っ張りダコだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々