中日・根尾昂が宿舎で見せた「優等生」とは違う“別の顔”

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 高校時代は二刀流で甲子園を席巻した根尾。プロの舞台に立っても見劣りしない逸材のようだ。北野一郎二軍コンディショニングトレーニングコーチがこう言う。

「荒木(コーチ)と『運動神経がいいよね』という話をしたんですけど、ゴロを捕ったり走ったりしてもそれが出ている。昔はサッカーとかいろんなスポーツができる子が野球をやっていたけど、今の子って野球しかしない。でも、彼は何やってもうまいんだろうなと。もちろんスキーをやっていたからだけど、それが体から伝わってくる」

 宮前岳巳コンディショニングコーチも「自分が思ったように体を動かすことができる。再現性が高ければ高いほどプロ野球選手として一流だと思うので、そういうセンスは高いと思う」と話す。

 立石充男コーチは、「地肩が強いから上半身だけで投げられてしまうんだけど、しっかり下半身を使って投げないといけないので、その反復練習をさせている」と言うが、それも身体能力の高さゆえだろう。

 休日となった昨13日は、二軍キャンプ地のある読谷村の小学校を訪問。児童からの「イケメンですね」という言葉に、「なんでやねん」とツッコむ一幕もあった。

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