特大弾含む大当たりでも…日ハム清宮への意外な酷評と課題

公開日: 更新日:

■「持続力がない」

 今年のキャンプ、首脳陣は右手首のリハビリが完全に終わっていない状態であえて、一軍帯同させた。ポジション争いでは左翼に王柏融、一塁には中田翔という強敵がいる。レギュラー奪取は確かに容易なことではないが、キャンプ中に中田が左内転筋肉離れで離脱。開幕スタメンは微妙になった。

「これを機に、俺が4番や一塁のレギュラーを奪ってやると奮起してほしいところですが、なかなかその気概、意気込みが伝わってこないのです」

 とは、前出のOBだ。 チーム内では「筋力はあっても野球のスタミナ、持続力がない」との声もある。日ハム時代の大谷翔平は、入団前からメジャー挑戦を目標に設定し、二刀流に挑んだ。1日24時間といっていいほど野球に没頭、夜中でもバットを振った。そんな姿を知っている首脳陣だけに、なおさら清宮の物足りなさが目につくのだろう。

 3月の侍ジャパンのメキシコとの強化試合で代表入り。視察に訪れた稲葉監督の前でいいところを見せたとはいえ、殻を突き破るには、意識を変える必要がありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声