マスターズ“上から目線”が反感買い近隣住民とトラブルに

公開日: 更新日:

 マスターズウイークは、大勢のパトロンが米国中から大集結して、会場近くはどこも交通渋滞になる。8000台とも9000台ともいわれる駐車場を整備して、メンバーら関係者の利便性を高めるためのトンネル工事であるが、「1年のうちの、たった7日から10日間のためだけにここまでするのか」といった不満の声が上がっているわけだ。

 そもそも、コースのヤーデージを延ばすために、隣接するオーガスタカントリークラブの土地を買収するというのも失礼な話だ。「金を払って、隣接コースの造成、整備もやってやるのだから、文句はないだろう」と言わんばかり。隣接クラブのメンバーにも一時的とはいえ不便を強いることになる。

 プロのボール飛距離が伸びて、その対応策としてコース改造しているのだが、同じメジャーでも全米オープン(主催USGA)や全英オープン(同R&A)は名門クラブで開催するが、コースヤーデージは簡単に延ばすことができず、相応の資金もない。そのためUSGAやR&Aは総ヤーデージ数の延長より、クラブやボール制限を視野に入れている。

 そんな状況でUSGAやR&Aに強い影響力を持つオーガスタナショナルGCだけがヤーデージを延ばすとなると、世界のゴルフ界で統一基準が取れなくなると危惧する関係者は少なくないのだ。

(ゴルフライター・吉川英三郎)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  3. 3

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  4. 4

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  5. 5

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  1. 6

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  2. 7

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 10

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技