大船渡・佐々木に阪神熱視線で…“藤浪の二の舞”懸念する声

公開日: 更新日:

■藤浪の導き方

 この監督が心配するのも分からなくもない。

 何しろ、阪神では10年に1人の逸材と言われた藤浪晋太郎が深刻な不振に陥り、完全に頭打ち状態になっている。

「藤浪は高卒1年目から2ケタ勝利を挙げたが、結局のところ持て余してしまっている。導き方にも問題があります。日本ハム大谷翔平を『外出許可制』にしたり、グラウンド外のことにも目配りした。阪神は1年目からチヤホヤするばかりだった。既婚者などの事情がなければ、高卒選手は5年以上を寮で過ごす決まりがあるにもかかわらず、1年前倒しで退寮させた。ミーティングに遅刻したり、球団の指導体制にも問題があるのではないか。他の若手も軒並み、伸び悩んでいる。そういう球団には選手を送りたくない、と思っている指導者は多いですよ。今の子たちは自分をしっかり育ててくれる球団を希望するケースが多く、選手も阪神のような球団は敬遠しがち。佐々木君のような選手は、育成に実績がある球団に行った方がいいですよ」

 とは、さる関西地区のアマ野球指導者。

 佐々木を同情する声は少なくないようで……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず