巨人・小林「銀さんに全部負け」直撃取材に“弱気発言”連発

公開日: 更新日:

 とはいえ、小林は17年のWBCで侍ジャパンの正捕手を務めた男。これまで何年も巨人のホームベースを守ってきた自負だってあるだろう。特に武器である「鉄砲肩」は球界一といわれ、昨季まで3年連続でリーグトップの盗塁阻止率を誇っている。

 しかし、小林から威勢のいい言葉は聞かれない。

「僕が銀さんに勝っていることですか? 何もないですね。全部負けています。肩? 強いて言えばでしょ? 肩って言いますけど、多少の違いはあっても、みんなプロの捕手なので、肩はいいんです。確かに武器ではありますけど、逆に僕にはそれしかないっていうか……」

■「球界ナンバーワン捕手」と権藤博氏

 前日15日はスタメンマスクをかぶり、先発した山口を6勝目に導いた。課題の打撃も4打数2安打1打点。それでもこの日はベンチだった。

 入団以来、小林は常に「リード」「打撃」の未熟さを指摘されてきた。さるチーム関係者がこう言う。

「大事なところでポカをやる。そういう性格的なところも、小林が首脳陣の評価を得られない要因です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動