メイウェザーがまた大晦日に日本で試合か 対戦相手は誰に

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 また大晦日にメイウェザーがやるらしい――そんな噂が飛び交っている。

 大晦日の紅白歌合戦の裏番組として、格闘技はもはや人気も定着した一大コンテンツ。なかでも2018年末にファンの度肝を抜いたのが、フロイド・メイウェザー・ジュニア(42歳、米国)対那須川天心(20歳)による「RIZIN」での一戦だった。

 メイウェザーは元ボクシング5階級制覇の世界王者。世界戦でのファイトマネーは10億、20億円は当たり前。2015年5月のマニー・パッキャオ(フィリピン)戦では一晩で250億円以上のファイトマネーを手にしたと報じられ、経済誌「フォーブス」が発表するスポーツ長者番付でたびたび1位にもなった、世界で最も稼いだスポーツ選手のひとり。

 そのメイウェザーが昨年9月に来日し、マニー・パッキャオと再戦するなどと日本で記者会見をしたときには冗談かと思われたが、エキシビジョンとはいえ本当に日本で試合は組まれた。しかもその相手がキックボクサーとして負けなしの絶対王者、那須川天心。20歳の那須川は、ISKAフェザー級世界王者でキックの神童とも呼ばれた人物である。

 メイウェザーは50戦50勝無敗の戦績が示すように、ディフェンシブで「臆病」とも呼ばれる逃げのボクシングで知られる。そんなメイウェザーにとって有利なボクシングルールのなか、那須川は1ラウンド2分19秒でTKO負けという衝撃的な結末になった。「マネー」のニックネームもあるメイウェザーは那須川とのエキシビジョンで、約10億円を荒稼ぎしたと自身のSNSで報告。メイウェザーにとって日本はオイシイ国なのだろう。

 そしてまた、こんな話が聞こえてきた。

「今年の年末にも、メイウェザーが日本で試合をする方向で動いている。前回メイウェザーを連れてきたのはフィクサーとも呼ばれる朝堂院大覚氏(本名・松浦良右)の子息のアレキサンダー(アレックス)松浦氏。アレックス氏は何度もラスベガス入りしてマネーをつぎ込み、メイウェザーとの関係をつくってきた。そのアレックス氏らが年末にメイウェザーとの試合を組むべく動いている」(関係者)

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