兵庫・明石商監督に聞いた データ分析とチーム強化の労苦

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■200億円の宣伝効果

――市立校で明石市のバックアップも大きいと聞きます。

「僕が来る前に4000万円かけて球場に照明をつけたり、グラウンドは他の体育部と併用なので、安全面を考えて外野用のネットを50枚。16年センバツに出場、テレビで長時間特集してもらい、市議会議員からも明石市として100億円、200億円の宣伝効果があったと言ってもらい、そのおかげで17年3月には屋内練習場をつくっていただきました」

――それでも資金力のある私立とは違って、強化には限界がある。
「屋内練習場は、他の部との併用です。明石商のOBが手弁当でブルペンをつくってくれたり、投球マシンや阪神園芸さんによるグラウンド整備をするための寄付を頂いたり、そういう支援があるから今があります」

 ――2年生エースの中森は40校以上の高校から声がかかったそうですね。資金力があって、全国から生徒を集められる私立との競合は大変なのでは?

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