Jリーグ「秋-春制」移行論が再燃か? 内田篤人も提案

公開日: 更新日:

「たとえばドイツ、イングランド、スペイン、イタリア、フランスの欧州5大リーグは、毎年8月中に開幕して翌年5月中に閉幕する<秋-春制>です」と前置きして、あるサッカー関係者が続ける。

「Jリーグの秋-春制への移行は、日本サッカー協会の田嶋会長らが中心になって推進しようとしているが、Jリーグ側が『札幌、仙台、新潟、山形、秋田、八戸など冬季の試合開催が難しいエリアがある。家族連れなど観客動員が見込める夏休みに試合をやらないのはクラブ経営の面から厳しい』などと徹底して反対している。しかし秋-春制にすることで欧州各国リーグへの移籍がスムーズになるし、逆に欧州強豪国の大物ベテラン選手をJ入りさせるのもスンナリいく。いくら夏休み中に観客動員が期待できるといっても、ここ数年来の夏時季の高温多湿を避けることで選手のパフォーマンス向上も期待できる。メリットは少なくない」

 新型コロナ禍を奇貨として6月、7月の再開はスパッと諦め、内田が言うように秋―春制への移行を前提にして<8月下旬開幕を目指す>とすべきではないか――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動