明暗分かれた開幕投手6人の「カネの使い道」と「急所」

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巨人・菅野は豪邸内にパッティング部屋

 19日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3カ月遅れでついにプロ野球が開幕した。12球団の開幕投手は各球団の「今年の顔」になるだけに高給取りが多い。

 巨人菅野智之の年俸6億5000万円を筆頭に、楽天則本昂大は3億円、阪神西勇輝は2億円……。12人のうち6人をピックアップし、「カネの使い道」「急所」を洗い出した。

■菅野智之(巨人・30歳)年俸6億5000万円
 対阪神7回2失点 勝ち投手

 日本球界最高年俸を誇る。独身一人暮らしながら、早々と都心の一等地に1億円を超える金額で一軒家を購入。不動産関係の仕事をしている父・隆志さんのアドバイスで「資産」としての目的もあるという。「巨人に入って1年で退寮して、早い段階で買っているはずだから度胸がありますよ。自室内には、人工芝を敷き詰めたゴルフのパット練習専用ルームもあります。伯父でもある原監督と対決できるほどプロ級の腕前で有名ですからね」とはテレビ局関係者だ。

■西勇輝(阪神・29歳)年俸2億円
 対巨人6回1失点


 2018年オフ、4年総額10億円でオリックスから阪神へFA移籍。オリックス時代は兄貴肌な一面をみせていた。

 在阪テレビ局関係者がこう言う。

「投手会の費用をいつも負担していました。10万円は優に超えるでしょう。若手にアドバイスをするのが好きな“教え魔”でもあります」

 阪神1年目の昨季、登板しないカードの遠征帯同免除を願い出たことがあった。

「これにチーム一丸が大事、というメッセンジャーが噛みついた。すったもんだがあったが、メッセは引退。阪神は西勇中心の投手陣になりつつあります」(同前)

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