“阪神クラスター”も試合強行 球界が背負う五輪開催の重圧

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「でも、プロ野球は簡単に中止できない。来年の東京五輪の開催可否に影響しますから」とは、NPBの関係筋だ。去る24日、国際オリンピック委員会(IOC)と組織委による調整委員会後にIOCのバッハ会長は、「スポーツは着実に復活している。安全かつ安心な大会を開催できる。たとえワクチンがなくても、ということだ」と言及。NPBの斉藤コミッショナーは9月19日からの観客動員の制限緩和(上限50%)に関し、東京五輪開催に向けたモデルケースになると、強調した。

「コロナ禍での五輪開催に世界中のアスリートや関係者が懸念する中、プロ野球やJリーグを滞りなく開催することは東京五輪が開催できる根拠の一つになる。まして、今は調整委員会のさなか。中止にしたら、これに水を差すことになります」(前出の関係筋)

 重い十字架を背負わされたプロ野球。無理をした結果、球界に感染が拡大しなければいいが。

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