他球団は困惑…前ソフトB内川「ヤクルト入り報道」の波紋

公開日: 更新日:

「ホントにヤクルトに決まったんですか?」

 他球団の関係者が困惑しながら、こう言った。

 今季限りでソフトバンクを自由契約になった内川聖一(38)の去就について、20日付の日刊スポーツが、ヤクルト入りが決定的になったと報じたからだ。

 内川は通算2171安打を放ち、過去に2人しかいない両リーグ首位打者を獲得。今季は一度も一軍昇格はなかったものの、二軍で打率3割以上をマークするなど、巧みな打撃技術は健在といっていい。

 そんな内川を巡っては、ヤクルトだけでなく、巨人中日ロッテなどが獲得に関心を示していた。前出の他球団関係者が言う。

「交渉解禁日は12月7日のトライアウト終了後ですが、自由契約選手については、間接的に獲得に関心があることや、条件面について、伝えることはあります。ウチはまだ、内川サイドに条件を含めた打診をしていませんが、簡単には引けませんよ」

 あるホークスOBは、「内川はまだ、どの球団に行くのか、完全に決めているわけではないようです。ヤクルトを含めた争奪戦の図式は変わらないでしょう」と言う。安打製造機は来季、どこのユニホームを着ることになるのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン