“女子プロレスの求道者”里村明衣子が語るWWE参戦への思い

公開日: 更新日:

 仙女の機能はストップした。7人いた選手は4人に減り、3人いたスタッフはゼロになった。前代表から経営が厳しい旨を告げられると、その全権利を譲渡しようと決意した。練習してきたリング、事務所が手離されたため、急いでワンルームのマンションを借りて、新事務所にした。経費削減のため、移動車は自分で運転。大型バスの免許を取得した。ビッグマッチの午前中まで、チケット対応の電話に追われることも珍しくなかった。

「100%の力を出し切った末の解散なら、納得できました。でも、まだ力は出し切っていなかったから、やってみようと、絶対に復活してやるって思ってました。被災地に行ったことも大きかったです。石巻の体育館で、段ボールで仕切って、知らない者同士が何カ月も共同生活している状態を見た時、弱音は吐けないなあと」

 テレビリポーターやラジオパーソナリティー、自伝出版や講演会、学校訪問ほか、活動の幅はどんどん広がっていった。地に足を着けた努力は実を結び、東北における女子プロの地位が上がった。

■イギリス拠点「NXT UK」に所属

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 2

    萩本欽一〈27〉坂上二郎さんは一番特別な人。あのボケは誰にもできないよ

  3. 3

    かつての「打率4割男」は期待外れで戦力外…西武・林安可は母国・台湾野手の低評価を覆せるか

  4. 4

    佐々木朗希と山本由伸は“抱き合わせ”だったのか…ドジャース入りの裏で「謎の日本人」が暗躍

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    佐々木麟太郎に「個別育成プログラム」…マーリンズ入りには低予算球団ならではの“うまみ”あり

  2. 7

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 8

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  4. 9

    (3)「森保監督は『指揮官に必要な冷徹さ』を確固たる信念として持っています」

  5. 10

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁