サッカー五輪OA枠は守備系選手 攻撃は久保頼みで大丈夫?

公開日: 更新日:

 JFA(日本サッカー協会)は20日、今月28日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦のA代表、6月5、12日の親善試合に臨む五輪代表、6月3日以降のW杯予選2試合と親善試合2試合をこなすA代表の<3チーム分の代表メンバー>を発表した。

 注目は「19歳の久保はA代表、五輪代表のどっちでプレーする?」、もうひとつが「五輪代表のオーバーエージ(OA)枠は?」。結論から言うと久保は28日のミャンマー戦後、五輪代表に専念して五輪本大会に出場する――。そして、OA枠にはイタリアCB吉田(32)、フランス右SB酒井(31)、ドイツ守備的MF遠藤(28)が起用されることになった。

「五輪代表が本大会で対戦する南アフリカ、メキシコ、フランスは、いずれも高い攻撃力を誇っている。森保監督は<専守防衛>のためにOA枠3人すべてを守備系選手に使った」とサッカー関係者がこう続ける。

「その中で<目玉>は2016年からフランスでプレーし、近々、浦和移籍が発表される右SB酒井です。183センチ、70キロの大型選手。フランスで身体能力の高い黒人系ストライカーと何度もマッチアップした。その経験値は貴重です。4バックの右SB以外に3バックの右、3バックの右サイドMFと複数ポジションをこなせるのも魅力です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは