バッハIOCが粛々と進める五輪強行準備 日本の世論ガン無視

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■緊急事態宣言下でも「やる!」

 バッハ会長は「大会開催時には(選手村に滞在する大会関係者の接種者は)80%を超えると確信している」とキッパリ。21日に終了した合同会議後、組織委の橋本聖子会長と会見を行ったコーツ調整委員長は、開幕までに緊急事態宣言が解除されない状況でも五輪は開催するのかと問われ、「答えはイエスだ」と明言、「WHOなどから、緊急事態宣言下であってもなくても、十分安全で安心な大会を開催できると助言を受けている」と理由を示した。

 コーツ氏はまた、日本国内で開催反対の声が高まっている状況に関し、「ワクチン接種が増えていけば、世論調査の結果も良くなっていくのではないか。もし支持率が改善しなければ、安全な大会になるようにわれわれの仕事をやるだけだ」との認識を語った。

 かくして、ぼったくり男爵とIOCは五輪強行に突き進む……日本国民の命を何だと思っているのか。

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