<前>無理のしわ寄せで勤務シフトや安全点検が狂いっぱなし

公開日: 更新日:

 輸送手段軽視は日本の伝統。太平洋戦争でも日本軍は、アメリカや中国に輸送ルートを叩かれ、戦う前に多くの兵士が息絶えた。では今度のオリンピックは? どうやら伝統復活の嫌な予感がする。

  ◇  ◇  ◇

 断固開催すると言うばかりの東京五輪パラリンピック組織委員会だが、観客数の決定が6月まで先送りとなったことで鉄道会社は大慌てだ。

 鉄道は365日24時間営業の仕事。現場は不規則勤務だから、いつも1カ月以上前に勤務シフトを決めている。特別輸送体制になるオリンピックでは、もっと早くから決めておかないと間に合わない。

 東京五輪では米国のゴールデンタイムに合わせるため、人気競技の決勝や表彰が午後11時を回るケースが多い。首都圏の鉄道は表彰式まで会場にいた観客を首都圏全域に必ず帰宅させるため、どこの会社も午前2時程度までの終電延長を組織委員会から要請されている。さらにテロ対策も要請されており、もちろん早朝から通常の通勤輸送もあるから、期間中は事実上終夜運転の連続になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「Hey! Say! JUMP」山田涼介のグループ内「独り勝ち」で広がるメンバー間の“収入格差”

  2. 2

    TBS「サンデーモーニング」は高市政権に狙い撃ちされないか…高視聴率だからこそ心配だ!

  3. 3

    熱意と覚悟が欠如…国内男子ツアーの衰退を加速させる日本ゴルフツアー機構の“残念さ”  

  4. 4

    河合優実は帰国子女が2割を占める“公立のインター”都立国際高校のダンス部で活躍

  5. 5

    “茶番”自民党総裁選の広報係? TBS系「ひるおび」が連日の大ハシャギ…ふかわりょうは痛烈批判

  1. 6

    【感謝】「もっと沢田研二~」はこれで最終回。そして来週からは……

  2. 7

    音楽番組がまた姿を消す「with Music」「週刊ナイナイミュージック」がたった2年半で撤退

  3. 8

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  4. 9

    中道にとっての当面の党再建策は「学会による落選組の支援」と「議員の差し替え」

  5. 10

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁