著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

SNSでの「誹謗中傷」が問題視 オレも一緒くたにくくられてお縄にされるのか?

公開日: 更新日:

 アスリート本人に対する「誹謗中傷」がSNSでエスカレートしている。それを電波メディアが伝える。スタジオに座ってるぽっと出の芸人や昔政治家が寄ってたかって「許されないことだ!」と怒ると、SNSで「おまえが言うか!」と、またもや餌食となる。

 いがみ合い、食いまくり、噛みつき合って、さんざ「誹謗中傷」し合って、誰知らずゲップが出る頃、サ~ッと潮が引くように次なる「誹謗中傷」へと話題が移る。一人のアスリートのズダボロになった心と身体が野ざらしにされて。

 これは軍隊アリやイナゴの大群が通った後に似ている。食い尽くして次へ移る。計画性もな~んもない。一斉に駆除するのは法整備しかないと権力亡者が拳を振り上げる。

 さてと、オレはどうだ? SNSで、組織委某会長のコイた「女の出てる会議は長い」を「バッハの挨拶が長いのは女だからか?」と書いた。

 某総理の言う「自助・共助・公助」の精神とは「自民党が助けてくれるが共産党は助けてくれないので、最後は公明党の助け舟でどうにかなる」精神と書いた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾