照ノ富士を苦しめる「3つの重圧」…9月場所V候補筆頭も新横綱での優勝は過去4人のみ

公開日: 更新日:

 多少負けたくらいでは何も言われない大関に比べ、プレッシャーも段違い。序盤で連敗でもしようものなら、「すわ休場か」と騒がれる。

 今年3月に引退会見を行った鶴竜(現親方)は、「何かから解放された。そんな気持ちです」と安堵の笑みを浮かべた。いかに横綱の重圧に苦しんでいたかを物語っている。照ノ富士はずぶとい性格といわれているが、それは歴代の横綱も同じだ。

白鵬休場で“責任分散”できず

 さらに、ある親方は「白鵬が休場となった影響が気がかり」と、こう続ける。

「横綱が2人以上いれば責任も分散される。それがいきなり一人横綱としてのデビューですからね。もし、ケガで休場ともなれば、横綱不在の引き金を引くことになってしまう。まして照ノ富士と白鵬は犬猿の仲といわれる。これまで散々、身勝手な休場を繰り返しては横綱不在場所をつくり続けてきた先輩と、同じ真似はしたくないでしょう。仮にケガをしても、土俵に上がれる限りは意地でも休まないはず。そうした心意気は立派ですが、同時に照ノ富士自身を追い込むことにもなります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状