大阪桐蔭・松尾汐恩にプロスカウト垂涎! 来秋ドラ1有望「打てる捕手」につく値段

公開日: 更新日:

 大阪桐蔭(近畿・大阪)が25日、広陵(中国広島)との決勝で18安打11得点の猛攻。11-7で大会初優勝を飾った。西谷監督は「なかなか取れないタイトル。今年のチームがしっかり乗り越えてくれてうれしい。(部員)41人の勝利」と振り返った。

 4点リードの四回だ。来秋のドラフト候補で「3番・捕手」で出場した松尾汐恩(2年)が左翼席へ3ラン。七回にもこの日2本目となるソロ本塁打を左越えへ運んだ。「このチームは自分以外、夏はメンバー外。自分が引っ張っていく意識でやっていた。しっかり対策して本塁打につながって良かった」と充実感をにじませた。中学時代は遊撃手としてボーイズ日本代表に選ばれた逸材。昨秋、チーム事情により遊撃手から転向した捕手歴はまだ1年だ。

 セ・リーグのスカウトはこう見る。

「とにかく肩が強くて足も速い。ただ、打撃面は課題がある。ちょっとクセがあって、タイミングの取り方があまりうまくない。上体に力が入り過ぎるところがあり、それにドアスイング気味。ただ、これは修正できます。現段階では『上位指名候補』というくくりです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは