元川悦子
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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

4カ月ぶりA代表の久保建英は先発かベンチか…そして「壁」を超えられるか?

公開日: 更新日:

 同年10、11月の欧州での親善試合4戦でもゴールという結果を残せず、代表内での序列を上げられなかった。

 2021年は、1年延期となった東京五輪のスケジュールが優先となり、結局は10代での代表初得点は叶わなかった。

 W杯最終予選の初戦・オマーン戦では鎌田大地(フランクフルト)の控えに回り、続く中国戦からようやくスタメンをつかんだが、どうしてもゴールに届かない。さらに直後の負傷で10、11月の4試合を棒に振る形になってしまった。

■W杯予選序盤3戦で2敗

 周知の通り、森保日本は10月のサウジアラビア戦で苦杯を喫し、序盤3戦で2敗という最悪のスタートを強いられた。

 停滞感を打破すべく、森保一監督は続く豪州戦から基本布陣を4-2-3-1から4-3-3へ変更。遠藤航(シュツットガルト)、田中碧(デュッセルドルフ)、守田英正(サンタクララ)の中盤3枚がハイレベルな安定感を披露。全体の連動性が向上したことから、今もこの形がベースになっている。1月17~21日に千葉・幕張で行われた国内組合宿でも、指揮官は一貫して4-3-3を採用。1月27日と2月1日に迫った中国、サウジ相手の2連戦でも継続する見通しだ。

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