古江彩佳25位Tと無難なスタート 米ツアーデビュー戦“向いているコース”で真骨頂見せるか

公開日: 更新日:

 ツアー関係者が言う。

「今回のコースは2年前に畑岡奈紗(23)が2位になったところ。16番はフェアウエーがSの字に曲がるパー5。17番はグリーン右サイドに池が広がるパー3。クラブハウスに向かう18番(パー4)はグリーン左サイドに大きなガードバンカーがある。飛ばし屋よりもショットが正確な者が上位にくるでしょう。つまり古江には向いているコースです。池やバンカーは気にならないでしょうが、不慣れなバミューダ芝への対応がどうか。まあ、ユーティリティーがうまいのでスコアはパット次第ではないか」

 関係者は続ける。

「古江はコースマネジメント通りに攻めて、ピンの左右か手前、狙った位置に運べば、昨年4位になったエビアン選手権のように上位争いをしても不思議ではない。キャディーは、エビアンや全英でバッグを担いだベテランのマイク・スコットです。マイクが『ピンまで100ヤードを残したフェアウエーの左サイドに打つのがベスト』と言えば、古江はそこにきっちり打てるだけの技術がありますから」

 他の日本勢は畑岡奈紗と笹生優花が、5アンダー、4位タイ。ちなみに、この試合の出場権がなかった渋野日向子は3月3日開幕のHSBC女子世界選手権(シンガポール)が今季初戦となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」