松山英樹は全米オープン初日26位タイ 苦手の「ポアナ芝」で無難なスタート

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【全米オープン】第1日

 10回目の出場となる松山英樹(30)は10番スタート。11番パー3で2.5メートルのバーディーパットを沈めたが、12番パー4は第1打を大きく左へ曲げて3オン。下り4メートルのパーパットは1メートルオーバーし、返しも入らず3パットのダブルボギーとした。

 バックナインは2番で2メートルのパーパットを外し2オーバー。5番も2メートルのバーディーパットがカップの右を通過。6番でひとつ取り返し、9番も同組で回るマキロイのパットを参考に3.5メートルのスライスラインを沈めイーブンパーに戻した。

「ドタバタですね。(ティーショットは)練習でできていることが試合ではできない。明日は今日の9番のようなプレーが最初からできるようにしたい」(松山)

■イメージしたライン通りに転がらない

 1882年開場の舞台は米国で最も古い名門コースの一つ。グリーンは小さく、ポアナ芝(スズメノカタビラ)だ。昨年大会のトーリーパインズは西海岸にあって同じポアナ芝だった。葉の一枚一枚が太く、転がりに影響を及ぼし、午後になるとボールが跳ねたり、イメージしたライン通りに転がらない。松山はパットに苦しみ、優勝したJ・ラームに9打差の通算3オーバー26位に終わった。

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