試合再開の巨人を襲う「選手不足・過密日程・コロナ後遺症」の三重苦…最下位にも現実味

公開日: 更新日:

 8番・キャッチャー・小林
 9番・ピッチャー・メルセデス

 球界関係者がこう言った。

「現状では勝俣や萩原といった一軍経験がゼロに近い経験の少ないメンバーを入れざるを得ない。問題は陽性明けの岡本和、丸、中田らの主力を使うかどうか。コロナによる今季の延期試合は、楽天が2、オリックスが3、DeNAが4、ソフトバンクも4、ヤクルトは2。『巨人だけ6試合もずるい』とバッシングされているため、見切り発車せざるを得なかった。ただ、このメンバーでは、コロナ明けに5連敗を食らったヤクルトの二の舞いになりかねません」

 この6試合は9、10月に消化することになりそうだが、昨年10月に10連敗を喫したように、巨人は勝負どころで投手陣がガス欠を起こすことがある。過密日程は避けたいところだが……。

「DeNAはこれまで雨天、コロナを含めて13試合が延期になっていて、NPBの井原事務局長は『ダブルヘッダーを検討する』と明言している。そうなると、CS争い真っ最中に巨人も付き合う可能性があるのです」(前出の球界関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー