中日の連敗を4で止めた“真のヒーロー”は右翼・岡林勇希 強肩レーザービームで2度窮地救う

公開日: 更新日:

 中日の岡林勇希(20)が、「肩」で4連敗中のチームの窮地を救った。

 まずは、0-0の四回2死一、二塁でDeNA6番・楠本の右前打を捕るや、本塁へレーザービーム。二塁走者の牧を見事に刺した。

 さらに、球場を沸かせたのが、1-0の七回1死満塁のピンチ。

 右翼ファウルグラウンドに打ち上がった大和の打球を半身の体勢で捕球すると、矢のようなノーバウンド送球で本塁へ返球。タッチアップを狙った三塁走者の楠本をこれまた見事にアウトにしたのだ。

 中日は岡林の2度の好守の直後、裏の攻撃でいずれも得点を挙げた。2番打者としては4タコだったものの、強肩が貧打の打線を勢いづかせた格好である。

 試合後のお立ち台には七回途中まで無失点に抑えた先発の高橋宏、先制適時打を放った助っ人レビーラが上がったが、ヒーローは間違いなく岡林だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった