高橋容疑者は五輪マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」ぬいぐるみ販売でも口利きか

公開日: 更新日:

 大会マスコットのぬいぐるみまで汚れていたか──。東京五輪パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)が、ぬいぐるみ製造・販売会社「サン・アロー」が公式マスコットの「ミライトワ」や「ソメイティ」のぬいぐるみを販売できるよう組織委側に働きかけた疑いのあることがわかった。23日、複数のメディアが報じた。

 ぬいぐるみは公式ライセンス商品で、販売には組織委のマーケティング局の承認が必要。同局には、高橋が元専務だった広告最大手「電通」から多くの社員が出向していた。

 最終的にぬいぐるみ販売は価格帯を分けて、サン・アローと別の会社の2社が承認された。

 サン・アローは、高橋のゴルフ仲間の知人が経営する会社に資金を送金。その会社から高橋に800万円が現金で渡った疑いがあり、東京地検特捜部が資金提供や趣旨などについて調べている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち