森保J絶体絶命…スペインがドイツに引き分けで“本気の無敵艦隊”と決勝T進出懸け戦う最悪展開

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 単調になったペースを打開しようと、森保一監督は後半開始時からFW浅野、MF三笘、MF伊東らを矢継ぎ早に投入したものの、大金星を挙げたドイツ戦のようには機能しなかった。スルーパスはカットされ、サイドからのクロスもはね返される。攻め立てながら、ゴールが遠い。

 焦りが募る中、後半36分に一瞬のスキを突かれた。自陣ペナルティーエリア内でのDF吉田のパスミスを相手に拾われ、DFフジェルが左足シュート。痛恨のゴールを左上隅に決められた。

■コスタリカに敗れた9時間後にさらなる悲報

 最悪なことに、森保Jの敗戦から約7時間後の日本時間28日午前4時に始まったスペイン-ドイツ戦で、先制されたドイツが後半38分にFWフュルクルクの同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。スペインが勝てば、決勝トーナメント進出に限りなく近づいた試合。12月2日午前4時キックオフのグループリーグ最終戦の日本戦はスペインにとって“消化試合”になったが、そんな淡い期待も吹き飛ばされた。

 同時刻に行われるコスタリカ-ドイツ戦の結果にかかわらず、日本はスペインに敗れた時点で敗退が決まる。決勝T進出を決定づけるには、FIFAランク7位の「無敵艦隊」を相手に、今大会2度目の大金星を挙げるしかなくなった。

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