森保監督の留任濃厚で「日本サッカー退歩」の懸念…“欧州常駐”で最先端戦術の習得は必要不可欠

公開日: 更新日:

 カタールW杯の活躍で代表選手はテレビに引っ張りだこ。だが、森保監督の露出は少ない。本人は「選手のコメント力の高さと比べると僕なんて……」と謙遜するが、年末に一発大逆転である。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 NHKが21日、大みそかの紅白歌合戦のゲスト審査員に森保監督の名前を読み上げたのである。

 ちなみに口下手タイプの森保監督は、出演を打診された際に難色を示したようだが、「12月までJFA(日本サッカー協会)と契約を交わしている身。なので『選手も頑張って(メディアに)露出しているから監督もぜひ』と言われたら断れない」(放送関係者)。

 その森保監督は「今後も監督業を続けたい」と公言。W杯期間中に「ベルギー1部シントトロイデンの監督就任に向けて話し合いが続けられている」と噂されたが、田嶋JFA会長が19日、森保監督との折衝を認めた上で「来年の理事会(1月19日)を待つ必要はないだろう」と話したことで森保監督留任が既定路線といわれている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性