投手大谷がRソックス吉田と6年ぶり対決で三振奪うも…悪条件重なり無念の降板
大谷が投打で明暗を分けた。
ボストンマラソン開催の影響で、異例の午前11時10分開始予定だった日本時間18日のレッドソックス戦に「2番・DH」で先発登板。投げては2回無安打1失点で3勝目を逃したが、打っては5打数2安打のマルチだった。
雨のため、1時間遅れで試合開始されたが、大谷は打者として結果を残した。一回の第1打席で相手の先発右腕ベーロから中前打を放って出塁。大谷の2戦ぶり安打を起点に、この回4点を先制した。
プレーボールが遅れ、気温9度と悪条件が重なり、投手では制球に苦しんだ。初回、先頭のタピアをストレートの四球。続く主砲デバースの打席では立て続けに暴投し、一塁走者が一気に三進。次打者の遊ゴロの間に1点を返された。侍ジャパンで同僚だった4番吉田にはストレートで追い込むと最後は158キロの速球で空振り三振。2017年以来6年ぶりの対決を制した。
この日は終始、悪コンディションに泣かされた。二回の登板時には再び、雨で中断。7分後に再開されたが、今度は捕手とのサイン伝達用機器ピッチコムが故障に見舞われたのだ。