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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

大リーグ“無法地帯”3つの球場とは…観客からの汚いヤジで選手とトラブル続出

公開日: 更新日:

 この球場ではヤジ男とブルペンの投手たちによる罵り合いが頻発する。あるとき激高したレンジャーズのF・フランシスコがスタンドに折り畳み椅子を投げつけたところ、隣にいたヤジ男の奥さんの顔面を直撃。鼻骨を骨折する重傷を負ったためフランシスコは逮捕され、裁判で禁錮1カ月の実刑判決を受けた。

■フェンウェイパーク

 レッドソックスの本拠地には過激なファンが多く、ライバルであるヤンキース選手とのトラブルが頻繁に起きる。2003年のプレーオフではビジター用ブルペンの管理を任された24歳のグラウンドキーパーが、熱狂的なレッドソックスファンであることを丸出しにして汚いヤジを飛ばし始めたため、ヤ軍のブルペン陣とケンカになりボコボコにされた。この事件は裁判沙汰になり、ヤ軍の選手2人が起訴された。捜査の過程でそのグラウンドキーパーが実は中学校の教員で、臨時グラウンドキーパーに応募し、ちゃっかり試合をタダで観戦していたことが発覚した。

■リグレーフィールド

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