オカダ阪神の勝因は投手力だけにあらず! 落合博満氏も絶賛“神采配”支える「三種の神器」

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 交流戦の最終週を迎えた猛虎軍団は昨年のパ・リーグ覇者オリックス、2位ソフトバンクと激突する。有終の美を飾って気分よくリーグ戦に突入するか、負け越して重いムードに包まれたまま再開するか。どちらも強豪チームだけに、どうする岡田彰布監督(65)。

 振り返れば猛虎軍団は5月戦線を19勝5敗、貯金14の猛烈スパートで駆け抜けた。岡田監督は「でき過ぎと思うよ」と話すが、開幕からそこまで48試合の中でオカダ野球を象徴する数字がいくつかある。

〈1点差試合〉12勝3敗と大きく勝ち越して貯金9。リーグトップ。

〈延長戦〉4試合で3勝1分けと無敗。

〈先制試合〉23勝4敗1分けの勝率8割2分1厘。こちらもリーグトップ。

〈犠打〉リーグトップの2番・中野の10個をはじめ、チーム37個はリーグダントツ。

 接戦に強い。競れば負けない。優位に立てば流れを手放さない。そして取れる場面では確実に点を取る。4つの項目には、それぞれこうした傾向が内包されている。

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