著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【how bad he wants to play!】彼はプレーしたくてしょうがない!

公開日: 更新日:

「Absolutely Amazing!(完璧なほど、本当に素晴らしい!)」

 靱帯損傷が発表され、打者としての出場も危ういかと思われた状況で、しかし、DHとしてフル出場した大谷に対する最大限の賛辞の言葉だった。

 “absolutely”は「絶対に」「無条件で」を意味する。例えば会話で「ヤツはすごい人間だ」と言われて相づちを打つ際も“absolutely(そうだとも、本当にそうだ、もちろんだ)”が使われる。

 “amazing”も同じように、「驚くほど素晴らしい」と最上級の賛辞を表現する時に使われる言葉だ。同義語には“awesome”がある。大谷は最初の右肘手術後の2019年と20年はDHでの出場のみだったが当時、「一刀流ではハッピーに見えなかった(he was not happy when he had nothing to do except hit)」と証言する関係者もいた。

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