卓球・張本智和は劣勢になるとメンタル「甘っちょれい」…専門家が指摘する状況打破のカギとは?

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「例えば、ゴルフはボールを打つまでに時間があるので、気持ちを切り替えるルーティーンは多々ある。卓球でプレーが止まるのはタイムアウトや汗を拭くときぐらいでしょう。プレー中ならサービスの前に深呼吸する手もあるが、苦戦しているときに無理やりにでも笑うのがいい。作り笑いでも筋肉や気持ちがリラックスする効果があるからです。ただし、これは大事な試合で急にやってもあまり効果ない。日頃から試合中に行い習慣化しておくことで、笑うと条件反射でリラックスするようになります」

 東京五輪の混合ダブルス金、女子団体銀、女子単銅の3つのメダルを手にした伊藤美誠(23)はやたらメンタルが強そうだが、ピンチのとき苦笑するのはリラックスするためだったのか。張本も笑えばメダルが取れたかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 記事中にも登場する伊藤は、長らく卓球界の最前線に立ってきたが今大会で代表漏れした。あの中国まで「大魔王」として恐れたいたのに、いったいなぜ転落したのか。彼女に何が起きていたのか。

 ●関連記事【もっと読む】…では、その「理由」について詳しく報じている。

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