フジテレビ問題でスポーツ界にも大激震!協賛企業"総スカン"で各競技団体のビジネスモデル完全崩壊へ

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Jリーグ、バレー、ゴルフ、相撲にフィギュア…各競技団体は対応にてんやわんや

 元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルを発端にしたフジテレビ問題が、スポーツ界に飛び火している。

 今回の一件でフジテレビのガバナンスを問題視するスポンサー企業が続出。

 75社以上がCM差し止めに踏み切る中、フジテレビと放映権契約を結ぶなど、密接な関係を築いてきたスポーツの各競技団体もテンヤワンヤになっているのだ。

 サッカーのJリーグは、フジと放映権契約を結ぶ「ルヴァン杯」の開幕が3月20日に控える。フジはCMやリーグの関連番組にも関わっており、1月28日のJリーグ理事会で今後の対応について協議した。

 日本バレーボール協会(JVA)もフジとの関係は深い。昨年発足したSVリーグの今季開幕戦を地上波で生中継。今季の今後のリーグ戦の中継も、フジのCS局が行う予定。春高バレーは先日終わったものの、JVAは「本件に関して、現在、対応を検討中です。これ以上、お答えできることはございません」と回答したが、世界バレーやネーションズリーグはTBSと放映権契約を結んでおり、「鞍替え」が検討されても不思議ではない。

 ゴルフ界も対岸の火事ではない。

 国内ツアー「フジサンケイレディス」(4月)、「フジサンケイクラシック」(9月)はフジが主催。今季3戦目の「アクサレディス」(3月)はフジが後援を務める。

 日本女子プロゴルフ協会は現在、対応を検討中だが、現場ではフジサンケイレディスの開催を危ぶむ声が少なくないという。

 フィギュアは、かねて世界フィギュア選手権(3月)などをフジテレビが中継している。

 日本スケート連盟は「世界フィギュア選手権の(放映権)契約は国際スケート連盟とフジテレビとなっておりますので、本連盟はお答えする立場にはございません」と回答した。

 フジテレビからの放映権料は、各競技団体の収入源になっている。しかし、番組スポンサーが撤退すれば、放送すらおぼつかなくなっても不思議ではない。

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