著者のコラム一覧
鈴木良平サッカー解説者

1949年6月12日生まれ。東京都世田谷区出身。東海大卒業後の73年、ドイツの名門ボルシアMGにコーチ留学。名将バイスバイラーの薫陶を受け、最上級ライセンスのS級ライセンスを日本人として初取得。84-85年シーズンのドイツ1部ビーレフェルトのヘッドコーチ兼ユース監督。なでしこジャパン初代専任監督。98年福岡ヘッドコーチ。

新生なでしこが豪代表を攻守で圧倒! 最大の収穫は最年長DF熊谷紗希のアンカー起用

公開日: 更新日:

 サッカー女子代表初の外国人指揮官となるニールセン監督率いる新生なでしこジャパンが、完勝発進である。

 20日に米国で開幕した「シービリーブス杯」の初戦でオーストラリア女子代表と対戦し、攻守に力の差を見せ付けて4ー0の完封勝利を飾った。

 基本布陣で目に付いたのは、4バックの前に34歳のチーム最年長DF熊谷紗希(34)をアンカーに置いたこと。ボランチコンビのMFの長谷川(28)と長野(25)と「逆三角形」を形成した。

 現代表最多の通算39得点のFW田中が1トップに入り、シャドーの右にFW浜野、左にFW藤野の21歳コンビが流動的にポジションを変え、積極的に相手ゴールに迫った。

 なでしこの主軸CBとして守備陣を牽引してきたDF熊谷が、アンカーを務めたことのプラス効果が、オーストラリア戦の大きな収穫となった。

 2011年女子W杯ドイツ大会を制した「世界女王メンバー」でもある熊谷が、DFラインの前にデンと構えることで長谷川と長野が、これまで以上に相手ゴールに向かっていく攻撃的プレーできるようになった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!