大谷 3年連続本塁打王に死角なし…指揮官はビックリ「オフに手術した選手とは思えない」

公開日: 更新日:

 日本時間1日、大谷翔平(30=ドジャース)が菊池雄星(33=エンゼルス)から放った本塁打は、外角やや高め151キロの速球を振り抜いた結果だった。

 メジャーの長距離打者は、いまもアッパースイングが主流。封じるには高めの速球と、球速を落とした低めの変化球が有効といわれる。大谷も当初は高めの速球を苦にしていたものの、一昨年のシーズン中に攻略のヒントをつかんだという。

 極端にいえば、低めの変化球は三振しても構わない。その代わり高めの速球は、結果が出なくても仕留めにいく。そうやって徹底して高めの速球を追いかけているうちに、苦手意識は払拭されたのだろう。

 ウイークポイントのひとつを潰したものの、決して現状に満足するわけではない。本人は打撃に関して「まだまだ上のアプローチができるかなと思っているので、納得できるまでやっていく」と話している。

 オフに左肩を手術。大谷自身は肩を外側に回す際の動きがまだスムーズではないと思っているようだが、「オフに手術をした選手とは思えない。とにかく驚いている」とは、本塁打を目の当たりにしたロバーツ監督。左肩は順調に回復しているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない