【春のセンバツ】1回戦の勝敗完全予想…大会屈指の好カード「健大高崎VS明徳義塾」は?

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【第3日=20日】 第1試合は昨夏甲子園16強メンバー9人を擁する西日本短大付が東海王者の大垣日大に勝つ。第2試合は2023年センバツVの山梨学院と天理の対戦。パのスカウトがこう言う。

「山梨学院は2年生で194センチの大型右腕・菰田がいい。角度があってMAX146キロ。昨秋の関東大会で夏の甲子園8強の東海大相模を抑えたように、初見ではなかなか打てないんじゃないか」

 天理はプロ注目遊撃手の1番・赤埴が牽引。チームは堅守で打率.360も参加校で6位だが、2年前の優勝校がしぶとく勝ち上がる。第3試合は昨秋の近畿王者でプロ注目のエース阪下を擁する東洋大姫路が21世紀枠で離島から出場の壱岐を下す。

【第4日=21日】 第1試合は明治神宮大会準Vの広島商が21世紀枠の横浜清陵に勝つ。第2試合は創部4年目の初出場エナジックスポーツが至学館に競り勝つ。左腕エース久高は140キロ超え。虎視眈々と旋風狙う。第3試合は智弁和歌山が初出場の千葉黎明を倒す。

【第5日=22日】 第1試合は早稲田実と高松商の名門対決。両校は1924年の第1回大会決勝で対戦し、2-0で高松商が優勝。因縁の対決となる。

「早実は昨夏16強のエース左腕・中村を中心に経験が豊富。山中、国光が引っ張る打線も強力。なにより、夏5、春4回出場している和泉監督は、今まで甲子園の初戦で敗退したことがない。対する高松商はチーム打率.367(4位)の強力打線。140キロ以上の投手2人を擁していて激戦必至ですが、初戦の戦い方とピーキングの巧みさで早実が上回るとみます」(戸田氏)

 第2試合は聖光学院が常葉大菊川に勝つ。第3試合は滋賀学園が初出場の浦和実を下す。

【第6日=23日】 第1試合は140キロ台の投手2人の東海大札幌が日本航空石川を上回る。

  ◇  ◇  ◇

 開幕が迫る春のセンバツでは、大阪勢の出場が98年ぶりに途絶えた。低反発バットの導入により混戦が予想される今大会。その優勝候補、ダークホース、大穴とは――。高校野球に詳しい専門家2名と日刊ゲンダイが徹底予想した。

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