ドジャース佐々木朗希“メジャー初勝利”に立ちはだかるメンタルの罠…前回WBCではベンチ裏で涙の過去

公開日: 更新日:

 もっとも、佐々木はメジャーのマウンドや公式球など不慣れな環境の中、オープン戦初登板だった前回5日のレッズ戦は3回で46球(1イニング約15球)と、少ない球数で予定のイニングをクリアした。投球回数、球数制限以上に、ルーキー右腕に立ちはだかるのはむしろメンタルの壁だ。

 これまで佐々木は重要な試合に投げてチームを勝利に導いた経験に乏しいというか、そもそも登板機会がかなり少ない。

 昨年10月1日の楽天戦では勝てばCS進出が決まる重圧の中、1失点完投。チームに2年連続CS進出をもたらした。日本ハムとのCSファーストステージではメジャー10球団のスカウトが視察する中、8回無失点、112球の力投を見せた。

■「しっくりこない」と登板回避

 その一方で故障を警戒してか、いわゆる大事な試合で登板を回避したのは一度や二度ではない。

 古くは大船渡高3年時に、夏の岩手大会決勝の登板を回避した。この時は「故障を防ぎたかった」という当時の監督の判断だったにせよ、佐々木自ら登板を直訴することはなかったといわれている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状