J1に異変!2連覇の神戸が開幕から5戦未勝利「3つの元凶」…選手間にはフロント幹部への不信感も広がる

公開日: 更新日:

 2025年シーズンのJ1が2月14日に開幕して約5週間。大異変が起きている。昨季、結果を残したチームが最下位を争い、2部降格ゾーンでもがいているのだ。

 今季J1は①鹿島②湘南③広島④柏⑤町田が上位を占め、最下位20位の名古屋(2分け3敗)、19位の新潟(3分け2敗)、18位の横浜M(3分け1敗)の3チームが「J2自動降格圏内」であえいでいる。

 何より王者・神戸が3分け1敗で降格ゾーン瀬戸際の17位に低迷していることが、混迷を物語っている。

 この4チームには<共通項>がある。

 いずれも「今季は未勝利」(横浜Mと名古屋は4試合消化)。さらに昨年は名古屋がルヴァン杯を制し、新潟がルヴァン杯準優勝、横浜Mがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準優勝、神戸は23年、24年のJリーグ連覇を達成した。

 それなりの結果を残した4チームが、1年も経たないうちに様相が激変したのだ。

「スマホなどでJ1の順位表を検索すると18~20位には<黒などの色>が付けられている。自動降格圏内であることを分かりやすくするためだが、SNSなどでは資金力のある横浜Mや名古屋のサポーターらしきアカウントからの『なぜ色付きゾーンにいるのか理解不能』『目の錯覚か?』といった書き込みが目に付く。最下位の名古屋にいたっては『28年ぶりの開幕5戦未勝利の元凶・長谷川監督をクビにしろ!』といった激烈なモノもある。実際、15日の第6節・東京V相手に引き分け以下に終わった時点で解任という噂が地元では流れている」(サッカー関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です