森保JのDF陣に故障者続出でインドネシア戦に“赤信号”…プラス効果もたらすオプション陣形とは?

公開日: 更新日:

「瀬古、高井、鈴木と比較すると身長178センチの遠藤はフィジカル的に見劣りするものの、3バックの中央で左右のCBに指示を与え、DFラインを統率しながらプレーすることに何の不安もないし、代表69試合と国際経験の豊富な遠藤がピッチにいれば、守備全体の安定感も増す。マイボールになったら3バックの中央からポジションを前に上げ、攻撃の起点となるパスを繰り出すこともできる。ピッチ内外でキャプテンシーを発揮できる遠藤が<3バックの効果的なオプション>になれば森保ジャパンにとって大きなプラスになる。さらに所属クラブや日本代表で序列が低下傾向にある遠藤自身の<生き残り策>にもなるでしょう」

 遠藤は所属先のリバプールで昨季CBとして何度かプレー。練習ではSBもこなしたという。かつて本人は「自分ひとりで(ボランチ、CB、SBなど)オプションが増えることはチームにとってメリット」と話していた。

 森保ジャパンでも遠藤の起用の幅が広がれば、リバプール同様に利点はありそうだが。

  ◇  ◇  ◇

 森保Jと言えば、“ある選手”が話題をさらっている。昨夏、性的暴行容疑で逮捕された佐野海舟が不起訴になったとはいえ、約1年3カ月ぶりに森保ジャパンに復帰したのだ。W杯を見据える森保監督は、なぜ佐野を呼び戻したのか。その胸の内とは。いま、何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑