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小林至桜美林大学教授

1968年、神奈川県出身。91年ドラフト8位で東大からロッテに入団。93年に引退し、94年から7年間米国在住。コロンビア大でMBAを取得し、江戸川大教授を務めながら、2005~14年にソフトバンクホークスの取締役を兼任。現在は、一般社団法人大学スポーツ協会理事、一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会会長。YouTubeチャンネル「小林至のマネーボール」も好評配信中。

MLBはなぜNPBの9倍稼げるのか…放送権だけじゃない公設民営“球場改革”のビジネスモデル

公開日: 更新日:

 12年に開場したこの球場ですが、マーリンズは決して強いとは言えず、人気も下火。建設前から地元住民は大反対していました。

 そこでMLBは州政府だけでなく、ワシントンまで動かし、「人気がないのはマイアミの酷暑と熱気、雷雨のせいだ」と強引な理由で、スライド式開閉システムの屋根付き球場を造った。

 MLBはいわば本社で、30球団は地域支店。この中央と地方の緊密な連携こそが、MLB全体の収益力を支えているのです。

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