ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題
プレーオフの前にぶっ倒れないか…
投手復帰の打撃への影響について本人は、「打席でのすごく悪いという感覚はないんですけど、自分が捉えたと思ってもセカンドゴロになったりとか、ちょっとしたズレはある。不調のときはそういう感じじゃないかと思う。少しの感覚の違いですぐに戻ってきたりするので、そこは練習で養っていくしかないのかなと思う」と言ったが、疲労が影響しているのは否定できない。
なにしろ投げる日も打席に立ち続け、ここまで休んだのは父親リストに入った2日間だけ。それでもロバーツ監督は投打の同時出場を続けて、いまのところ登板日前後の休みも考えてないと言っていた。大谷本人が休みなしでも問題ないと言っているからだろう。
ドジャースは計算の立つ先発が山本(26)、カーショー(37)、メイ(27)の3人だけ。にもかかわらず、2位のパドレスに8ゲーム差をつけてナ・リーグ西地区首位を独走している(6日現在)。故障離脱中のグラスノー(31)は間もなく、スネル(32)は球宴明けにも復帰予定だから、いよいよチームは加速するだろう。シーズン終盤のヤマ場からプレーオフにかけて、どうしたって大谷は欠かせない。それだけに、いまこそ大谷を休ませるチャンスではないか。でなければ肝心のプレーオフを待たずに体が悲鳴を上げてしまいかねない。
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ところでドジャースと言えば、佐々木朗希の惨状に注目が集まっている。ロバーツ監督はマイナー降格を示唆しているが、実のところ、そうなったらなったでドジャースとしては好都合だという。いったいどういうことか。いま、“お荷物状態”の佐々木が置かれている状況とは。
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