【全英女子OP】日本勢好調のウラで渋野日向子は予選落ち濃厚…「当然の結果」と専門家の厳しい指摘も
「スイングの悩みを払拭しない限り苦戦は続きそう」
中継局のU-NEXTのインタビューで渋野は「ショットもパッティングもボロボロで、なかなかスコアをつくれなかったのがショックです」と言ったが、同じようなコメントを今年は何度聞いてきたことか。デビュー時から渋野のプレーを見ている並木俊明プロが言う。
「西郷はショットの置き場所をよく考えてプレーしている。悔いが残らないショットを心がけているのがよくわかる。今の渋野はそこまでのゴルフができる状態ではない。ティーショットで右手を離すのは左に行くのを嫌がっているから。左を警戒するからアドレスで右を向く。その上、ドローを打ちたいからインサイドアウトにクラブを振り上げる。そのため、フォローでシャフトが首の後ろに収まらずに立ってしまうことがある。スクエアにアドレスして、クラブを左へ振り抜けばいいのです。パットも以前のように強くヒットできず、1メートルぐらいでもよく外す。ショットに不安があり、この日は34パット。スコアにならないのは当然です。スイングの悩みを払拭しない限り苦戦は続きそうです」
2日目のスタートは午前11時59分。午後から風が強くなれば3年連続の予選落ちが濃厚だ。