大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…今世紀初ワールドシリーズ連覇の好材料に

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ロバーツ監督は何度も苦言

 大谷はもともと早打ちだ。ここまでの44本塁打中、初球をとらえたものが最多の10本。半数以上の29本は2ストライクと追い込まれる前に放ったものだ。追い込まれてからスイングがコンパクトになっても、大谷のパワーなら長打が見込めるし、打率も上がる。

 ロバーツ監督は今月に入って大谷が本塁打を量産しても、三振の多さを指摘。「少しスイングが大き過ぎるように思う。もっと二塁打を打つ意識を持つべき。二塁打を狙えばホームランも出るし、バッティングの調子も上がる」とABEMAのインタビューで話していた。

 指揮官はこれまでに何度も、大谷のスイングが大き過ぎると苦言を呈している。首脳陣の助言は右から左に聞き流すタイプの大谷も、シーズンが佳境に入ってさすがにこのままではマズいと思ったのかもしれない。

 大谷の三振が劇的に減り始めたのは16日のパドレス3連戦から。つまり8月に入って猛烈な追い上げを見せている同地区のライバルとの戦いを前にして、追い込まれてからのコンパクトなスイングを意識し出したのだろう。

 2年連続本塁打王を獲得したメジャーを代表するパワーヒッターが、チーム打撃を意識するようになった意味はとてつもなく大きい。

 ロバーツ監督は打線にダメ出しをしたが、チームナンバーワンの長距離打者が、追い込まれるとあえてスイングをコンパクトにしているのだ。大谷のスタンスは他のスター選手たちの意識を変える可能性が出てくる。今世紀初のワールドシリーズ連覇を狙う上で好材料だ。

  ◇  ◇  ◇

 ドジャースと言えば、佐々木朗希は「臆病マインド」が復活の妨げになっているという。そのマインドに関係あるのかどうかはさておき、日本ではその隣にはいつも母親がいた。メジャー挑戦をさせろとゴネ散らかした一昨年のオフもそうだ。いったいあの時、何が起きていたのか。改めて振り返ると佐々木の人物像が見えてくる。

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