馬場ゆかりプロのコース設定は甘い! “伝説の砂地獄”生かしきれず「ヌルゲー」に
ある大会関係者が言う。
「今回のコースセッティングは馬場ゆかりプロです。馬場さんの担当する大会は、例えば茂木(宏美)さんや塩谷(育代)さんに比べてピン位置が甘いように思う。今年の大会は台風接近で初日が中止になり36ホールに短縮され、最終日は混戦になっておもしろかったのに、17番のピン位置はスリリングな所に切られなかった。
やはり左のバンカーが利いている397ヤードの18番パー4もそう。前日は2段グリーン上の左サイドだったが、この日は上段のほぼ中央。ここでは左のバンカーはもちろん、右の池も関係ない。女子プロ協会は選手のレベルは上がっているというし、実際その通りだと思う。比例して、女子プロを見るファンの目も肥えている。主催者の意向もあるかもしれませんが、最終日の終盤はバーディー合戦より、厳しいピン位置での緊張する一打が見たいのではないか」
ちなみに、「香妻伝説」の17番で、この日ダブルボギー以上は一人もいなかった。
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女子プロと言えば、この大会も欠場した小祝さくらの故障の状態が心配だ。7月に優勝した際、周囲には「加齢の影響」を漏らしていたというが……。いったいどういうことか。いま、小祝に何が起きているのか。
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