スカウトが指摘…今秋ドラ1候補の創価大・立石正弘が抱える“本当のキズ”
今秋ドラフト最大の目玉と言われる創価大の立石正弘二塁手(右投げ右打ち)のケガが話題になっている。
8月1日のオープン戦の走塁時に右足首靱帯を損傷。9月20日に復帰したものの、10月4日の駿河台大との試合で腰を痛めて途中交代すると、5、6日の試合を欠場した。
「180センチ、85キロ。体の割に足が速く、肩も強い。内野が守れるうえに、長打力もある。性格はマジメで、プロで壁にぶつかっても努力し続けることができるタイプ。今年は早大の伊藤、亜大の山城、青学大の中西らの大学生投手がこの秋、いまひとつだけに、立石には5球団くらいがドラフト1位でいくかもしれない」
ネット裏のスカウトたちがこんなふうにクチをそろえる逸材だけに、度重なるケガの影響が心配だが、「過去に大きな故障をしているわけではなく、今回のケガによって評価が大きく落ちるようなことはないでしょう。プロの二塁手は難しくても、三塁手として辛抱強く使えば今季1年目で12本塁打をマークした西武の渡部聖弥(23)くらいは活躍するかもしれない。ただ、打者としての欠点があるだけに……」と、セ・リーグのあるスカウトがこう続ける。