スカウトが指摘…今秋ドラ1候補の創価大・立石正弘が抱える“本当のキズ”
「ボール球に手を出す傾向がある。特に2ストライクと追い込まれたときは顕著です。それにプロの投手の鋭い変化球への対応も疑問。今春のリーグ戦では40打数16安打の打率.400、5本塁打、16打点。飛び抜けた成績を残して改めて注目されましたけど、所属する東京新大学のレベルは東都や東京六大学に比べたら落ちる。7月の日米大学野球選手権では日本代表の4番を務めながら16打数3安打(打率.188)。3戦目まで13打数1安打で、4戦目は欠場を強いられたほど。ワンランクもツーランクもアップするプロのレベルに対応するには時間が必要だし、結果が出なくても一軍で我慢して起用し続けることが条件になると思う」
右足首靱帯の損傷や痛めた腰は、評価をするうえで大した問題にはならない。このスカウトも「プロで化けるようなら面白い存在」と話すが、立石には右足首や腰以上に大きな“キズ”があるというのだ。